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プロフィール |
Author:徳衛門
ほんのひとり言
青い空と酒があれば どこだって住めるさなどと 若者じゃあるまいし
しかし年は気にせず 姿かたちも忘れてしまい
世間様に恥と顰蹙を 撒き散らしながらも 生きてます
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日本とフィリピン 往復おやじのひとりごと フィリピンには愛しき妻子? 日本には世話のやける爺婆? こちらを立てればあちらが立たず? どちらに行っても肩身がせまい・・・ ハズですが・・・ 大きな顔してエンジョイしてます |
パ~ティ |
土曜日の夕方からパ~ティの準備が始まります
まずお湯を沸かし豚を殺すのですが 私はこれが苦手で・・・・
さっさと買い物に行き現場を見ないようにしてます
ウィルソンがいればアイスピックで心臓を・・・・一突き 声を出さず静かに倒れるらしいのですが 生憎嫁さんの実家で田植えの真っ最中
それはそれで怖いのですが・・・・
それでドドンに頼んだのですが 彼のはトラディショナルスタイル
首の動脈を切りどんぶりに血を溜めるやり方で 息絶えるまで少し時間がかかります その間の泣き方は何度聞いても嫌で・・・・
それから毛を剃り解体が始まります
すべて山刀と包丁のみ スライサ~なんてものはありませんのでマノマノです
近所のおばさん連中も手伝いに来て 肉を切り捌きながらもさっそく日持ちの良い料理から調理開始
夜9時くらいまでで 一晩漬け込んでおく料理、翌日調理分を除き終了
しかし手馴れているせいもあり手早いですね 肉を切り、油を取り、ゆで、炒め、煮込み、洗い、掃除まで・・・ ひとりひとりが自由自在に動き、手を休めません
これを見ると フィリピン人が怠惰とか、鈍いとかいうイメ~ジが吹き飛んでしまいます
それから少しトバを振る舞って 「おつかれさん」
翌日は朝4時から全員集合 女方は料理開始 男方はレチョンの下準備が始まります
子豚を殺すころになると もちろん私は自転車にのってなるだけ遠くの浜辺へ・・・
戻ってきてテ~ブルの準備 前日厚手のベニヤ板を切ってましたから ペプシの空ケ~スに紐で固定し長テ~ブル2、長椅子4 2人がけの椅子4を作りセット
それに家にあるテ~ブル3、折りたたみテ~ブル6に テ~ブルクロスをかけ透明のビニ~ルをかぶせます
もし突然の雨でもすぐシ~トをかけられるよう準備も忘れずに・・・
11時には料理も追加料理分を残し出来上がって セットもすべて終わり、後はシャワ~を浴び来客を待ちます
12時少し前には来客がぞくぞくと到着 一気に戦争状態に・・・・
ピノイはまず腹いっぱい食べますから・・・ それに氷水 裏の洗い方もフル稼働
日ごろ時間にル~ズな人たちですが タダ飯タダ酒になると話は別・・・・
朝から腹をすかせて待っているのかもしれません
1時ごろになり裏をのぞいてみると 手伝いの近所のおばさんたちが少しさびしそうな表情
あれれ・・・??
おばさんたちには朝飯も食べさせたし 昼飯も11時ぐらいに食べさしたし 近所の連中は4時スタ~トと伝えているし
ここで大きな誤算が・・・・
一家の主婦連中が早朝からここにいるということは? 家族は朝から何も食べてない・・・?
日本の感覚じゃいけないんですね。ここは・・・ 何も言いませんが・・・・
「家族が腹をすかしているんじゃないか? よんでおいで・・・」
声をかけると途端にうれしそうな顔
ついでに酒飲みの連中もやってきて あまり関係ない人たちもゾロゾロと・・・・
4時始まりが1時に変更となって・・・・
飲むは食うは歌うは・・・・
招待客は4時ごろにはすべて引き上げましたが 近所の連中は9時近くまで・・・・
「サンキュ~ ウィ ハブ エンジョイタイム」
うれしそうな笑顔が救いですが・・・・
まあこれはこれで「よし」ということに・・・ しておきましょう
当日はおばさん連中が最後まで働きっぱなし 翌日も早朝から掃除、後片付け
10時ごろから おばさんたちの打上げ・・・
前日余った料理は火を入れていたし 残った材料で手早く調理
4時間くらい談笑しながら飲んでましたが やっぱりカラオケをしたそうな表情・・・
「好きなだけ歌ったら・・・カンタカンタ」
そうやってまた1日が過ぎていくのでした
まあ嫁さんの30歳の誕生日 雨もふらず みなさん楽しんでくれたし・・・
みんながんばったからOKということで・・・・
私も2日間肝臓がフォアグラなりそうなくらい飲み食いました
ここらで曲にしましょう
今日の1曲はレベッカの「フレンズ」でも・・・・
フレンズ
バブルの頃ぐらいですね
日本中が浮かれてました ついでに私も浮かれていて・・・・
しかし短大卒業したての事務員さんが こういった曲を歌っているのがどうもなじめず・・・・
浮いているのを実感していた頃でもありました
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