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徳衛門

Author:徳衛門
ほんのひとり言

青い空と酒があれば
どこだって住めるさなどと
若者じゃあるまいし

しかし年は気にせず
姿かたちも忘れてしまい

世間様に恥と顰蹙を
撒き散らしながらも
生きてます

AquariumClock 2

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日本とフィリピン 往復おやじのひとりごと
フィリピンには愛しき妻子? 日本には世話のやける爺婆? こちらを立てればあちらが立たず? どちらに行っても肩身がせまい・・・ ハズですが・・・ 大きな顔してエンジョイしてます
元旦から3日にかけて
新年明けましておめでとうございます

、、、なんて今頃書くと笑われそうですが

やっとブログなぞ書くゆとりが出来ましたので
御勘弁ください

12月中はまったくバスに空きがなく
かといって、、、飛行機は飛んでいない

ならば、、、

1月1日の朝からパサイのバスタ~ミナルで
とにかく乗れるバスに乗ろう

しかし案の定、、、どのバスも満席

「明日の夕方」「明後日だと」と首を振るばかり

どうにもなりません

しかしEL PALMAという見かけたことはあるのですが
誰も乗ったことがない、話題にも上ったことがない
バス会社のオルモック行きが9:30、これに空きがあると、、、

「これは、、、ヤバイぞ」

そう思いつつも、、、他の選択肢がないので3人で乗り込みました

10時近くなってやっと出発
2分ほど走ってガソリンスタンドに入り
それから動きません

隣はちょっと大き目の10社ほど入っているバスタ~ミナル
そこで客引きしていたのです

通路の荷物を後ろの通路に積み上げ
前の通路にプラスティック椅子を置いて3人

いわゆる運転手たちが中抜きやっているのです

11時半になってやっと出発

しかし高速道路を降りるとまた客引きしています

「たいがいにせいよな!」

思わず声を出すと、カミさんが私をたしなめます

「このバスはおかしい、気をつけて」

確かにそうなんです
バスはボロ、乗客はス~パ~スクワッタ~みたいな者ばかり

案の定バスは故障に次ぐ故障で翌朝になっても
本来だったらサマ~ル島南部、もうすぐタクロバンのはずが

レガスピ~

「こりゃ~~どうにもならんな」

後で気がついたのですがこのバス
ムスリムバスだったのです

レイテ行きのバスは人口の割りに異常にたくさん走っています
以前は通常で50台ほど
クリスマスやフェスタシ~ズンは100台ほど

しかし今では1日200台を越しているかと

ルソン島南部、サマ~ル、レイテだけでなく
乗り換えればミンダナオ、ボホ~ル、セブ島まで
東の大回廊、大動脈になっているのです

そのなかでクリスチャンは知りませんが
ムスリムにはムスリムのル~トがあるようです

普通はレイテ南部のスゴット、マアアシンからミンダナオですが
このバスはオルモック行き

ブトアンのムスリムの女性が「ダイレクトに帰れる」
そう言ってましたし

「は~~~そうだったのか」

どうりで乗客は極貧といってもよい人たちで
顔つき、表情が少し違うな、、、そう思っていたのです

顔付きが違うのは私たち3人と
若いコリアンが彼女の実家のオルモックに行くのでしょう
マヌケな顔して乗っているだけでしたし


バスはまたカルバヨグで故障

軽油がエンジンのすぐ手前で噴出し
同乗しているメカニックが水道パイプに使う白いテ~プを買ってきて
巻きつけ直しています

普段だと「????」ですが

口から出た言葉は

「グッドアイデア!!テンポラリ~OK」

とにかく早くタクロバンに着いてくれ
ビザの期日が5日
ただ4、5が土日でなんとしてでも3日までには
イミグレ~ションに行かないと

私たちが降りた後、バスが燃えても構わないから、、、

その頃には乗客みんなともうちとけて
あの大嫌いな運転手とも、、、

笑顔で出発

ボロバスは悲鳴のような音を出しながらも飛ばします
今までの遅れを取り戻すかのように、、、

これで今日中にイミグレ~ションにたどり着けるし間に合う

しかし、、、

カトゥバルガン直前で「ガキッ」と音を立ててまた故障

運転手とメカニックが首をうなだれながら横に振っています

「溶接しなくちゃ直らない」

ここで私は決断し、約2名を連れてトライシケルに乗り
カトゥバルガンのバン乗り場へ急行

しかし、1時半のバンは満員
2時半じゃないと乗れないと、、、

それだとタクロバン着が4時半
イミグレ~ションに間に合いません

無理して電気のないタクロバンに泊まっても仕方ないし
カトゥバルガンのホテルに泊まり翌朝タクロバンに行くことにしました

私が最初に行った12年ほど前のカトゥバルガンは
田舎の寂れた町でしたが
今では新しいホテルも次々に出来て

人々の暮らしはいまだに貧しいようですが、、、

ただ、、、美人さんが多いのですよね

今回、フィリピン到着翌日に台風
それからは悪戦苦闘の毎日

やっとわずか半日ですが、ゆっくりした時間をすごしました

翌朝、120Pで子供料金不要のバン乗り場に行くと

「運転手がまだ来ない」

仕方なしに隣のグランドツア~へ

バンも中型バスも新車、定員キッチリで快適な2時間ですが
ひとり150Pで450P

240Pとの差は大きいですが涙を飲んで乗り込み
タクロバンへ

ジプニ~もトライシケルも10Pに値上げしていますが
イミグレ~ションへ
何とか期限の3日に来ることが出来ました

ただスタッフは来ていなく、待ちます

やっと到着すると見慣れた女性が

「ここはすべて壊れて、手作業でボランティアのVISAの更新だけやっている
 セブかマニラで更新してくれ」

「今、マニラから到着したばかりだ
 なぜならIカ~ドがここにあるから
 ただVISAの期限が5日だからもう間に合わない
 期限を過ぎてもペナルティにならないように証明書を出してくれ」

「それはできない。そこのスタッフが決めることだ」

「それはおかしな話だ。証明書を出しさえすればいいだけだ
 私はこの災害時でもフィリピンの法律を守っているのだから
 何で私がペナルティを受けなければいけないのだ」

「すぐにセブかマニラに行け。今なら間に合う」

「おまえが3人分の旅費を出せ。それならすぐ行く」

それを聞いていたマニラからの応援スタッフでしょう

「ちょっと待ってくれ。ボスに相談するから」と携帯をかけています

やがて私の名前、パスポ~ト番号
マニラのコンピュ~タ~に打ち込んだから大丈夫だ、、、と

まあエリ~トでしょうね
物腰も柔らかく、頭脳も明晰
将来の上層部要員ということが私でもわかります

お礼を言って
タクロバンで軽トラの部品を買い

我が家に帰りました


まだまだ、、、いろいろありましたが

長くなったのでまた後日書きます




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