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プロフィール |
Author:徳衛門
ほんのひとり言
青い空と酒があれば どこだって住めるさなどと 若者じゃあるまいし
しかし年は気にせず 姿かたちも忘れてしまい
世間様に恥と顰蹙を 撒き散らしながらも 生きてます
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日本とフィリピン 往復おやじのひとりごと フィリピンには愛しき妻子? 日本には世話のやける爺婆? こちらを立てればあちらが立たず? どちらに行っても肩身がせまい・・・ ハズですが・・・ 大きな顔してエンジョイしてます |
不動産のこと |
今日は2月25日
日本に戻る日も近くなってきました
さてさて今日は不動産の話でも
、、、、とはいっても全然知らないんですが
ここはフィリピン、ラスピニャス市
僅か2ヵ月半の滞在でも、いろんな話が聞けます
昔の中国や東欧の国に行ったときは
「ここの人たち、、、全員が両替商じゃないのかな?」
そんな感じでしたが ここラスピニャスでは皆さんがエ~ジェント
やれ家じゃの車じゃの
私は
「私はビ~ルが買いたいんだけれど」
「私はタバコを買いに来ただけなんだけど」
「私はバランガイクリアランスをもらいに来ただけなんですけど」
なんでバランガイオフィスに行って 担当の女性から30分も新築物件の話を聞かなくちゃいけないんだ
レイテにいたときは どこに行っても皆さん笑顔で迎えてくれて
ただ恥ずかしがり屋さんが多いせいか
「アタシに誰か日本人を、、、」
「ウチの娘に、、、」
「妹に、、、」
なかなか言い出せず
本題に入る前に「サンキュ~」で終わっていたのですが
ここは都会、、、
恥ずかしがり屋さんでは生き抜いていけないのでしょう
積極的に動いてきます
私がラスピニャスに逃げてきたとき とりあえずホテルに泊まり
カミさんと二人で歩いて部屋を探していたのですが
やはり歩きだとですね 足が棒になってしまいます
朝8時から正午近くなってもなかなか見つけ出せず
ビレッジのゲ~トに「RENT ROOM 電話番号」の張り紙
しかし「ここもイマイチね」
またゲ~トまで戻っていくと
「お兄さん、部屋探しているの?」
振り向けば
豆ダヌキのような見るからにやり手ババアの姿が、、、
「わたしエ~ジェントだから部屋いっぱい知っているよ」
ほんとうはこんな連中には係わりたくないのですが
疲れていたし、、、
「安全で、便利がよくて、バハにならないタウンハウス8000P」
「それなら○○○がいいね」と早速電話しだしました
「ビレッジのエ~ジェントが今4軒空き部屋持っている その中から選んでみては? そこが気に入らなくてもまだいっぱいあるから」
まあそれならとトライスクルに乗って向かいました
ビレッジのエ~ジェントに案内され 4軒まわって「まあここなら良いかもしれない」
まあそれで決めたのですが この人、サマ~ル島のサンタ・リ~サ出身
「このビレッジのなかに私と同じようなエ~ジェントが 10人以上いて競争がたいへん もしここのタウンハウス買うときは私に言って 今の相場で210万Pから250万Pだけど交渉するから」
「お金ないから」
アッサリとご挨拶にて終了しましたけど、、、
メトロマニラの不動産がバブルなのかどうか知りませんが 家賃収入で20年経っても償却しない中古物件なんて 買えるわけないですよね
オ~ナ~レベルの人は知りませんが 普通の庶民は減価償却なんて知りもしませんし 考えもしませんから、、、
そんな人たちですが私が契約のとき 私が払った敷金から
「クリスマスプレゼント」と2000Pづつもらってましたから
まあそんなに悪い商売ではないようです
私の借家のオ~ナ~はハワイ在住 ボ~トマンの弟が2人
たぶんこのハワイ在住の姉さんが弟たちの学費出したのでしょうね その分
「一生こき使ってあげるわよ」と
2人交互に船に乗っていないときを調整させ 借家の修理、管理に走り回らせています
この弟、、、なかなかカンジがよくて
2日前に韓国船籍の船に乗るためにシンガポ~ルに行きましたが 我が家でささやかな「壮行会」を開きました
話していると彼のカミさんはマカティの貿易会社で働いていて 朝6時前からトヨタVIOSの新車に乗って出勤 帰りは毎日10~11時になるそうで
フィリピンの人たちもなかなか大変みたいですね
彼の家も同じ村、すぐ近所のタウンハウスですが 入ってビックリ、見てビックリ
棚やソファ、テ~ブル調度品も品良く 冷蔵庫もGEの大型がド~~ン TVもオ~デオも「お見事!」というくらい
「まるで外国人の家みたいだね。景気がいいの~~」
「いやいや、、、」
ハワイ出身のアメリカ人がフィリピン人の奥さんとここに住んでいたが 病気になってハワイに帰ることになり
家と家具、調度品一切コミコミで90万P 借金して買ったそうで、、、
その値段ならGOOD!!
それなら私でも買うよな、、、
家具や調度品、電化製品だけでもそれ以上するだろうし そうなると家はタダ、、、ってことに
そう思いましたが
ふと、、、
私にはペソでも米ドルでも日本円でも その現金を持っていないことに気づいて
我ながらガッカリ、、、
「夢は枯野を駆け巡る」
思わず、、、芭蕉の心境におちいりましたね
私の借家のオ~ナ~この縦割り長屋村に5軒借家を持っているそうですが ある朝、突然に弟がやってきて
「姉さんがこの家を売りたいといっている」
「どうして?」
私の借りている家だけ 不動産税をまったく払っていなかったことに 昨日気がついたそうで、、、
「ほんとかな?ママヤ、ママヤでそのままじゃない?」
彼も笑ってましたけど、、、
それと彼からお願いされたのですが
「私たちになるだけ長く住んで欲しいと」
まあ誰しも空家はいやでしょうし ごく当然なんですが、、、
話を聞いてみると
近所のアメリカ人とフィリピ~ナのカップル このアメリカ人がなかなかのものらしくて
契約書に60日間のク~リングオフの規定があって 気に入らなければ無償で修理を重ねさせ やっぱりこの家じゃなくてあちら、、、
また修理を重ねて、、、
引越しして家具などを入れれば傷ついたりしますし またペンキを塗って、掃除して、、、
経費だけかかり1Pも貰えない
法律までアメリカのコピ~していると 下の者は大変ですね
いちいち修理の許可をハワイの姉に連絡しても
もちろん誰しもお金を出すのはいやですから
板ばさみ、、、
なかなか辛いものがありそうです
先週のことですが 近所の人が私の軽トラを買いたいという人を連れてきて 金額の交渉していたのですが
私が相手ではあまり儲からないとみたのか?
話の途中で突如
「家買わないか? タウンハウスの2軒続きの家で120万P」 オ~ナ~はボ~トマン」
まあたぶん、、、想像ですが、、、
そのボ~トマンが不在中、カミさんが男を作って逃げたか? 旦那に内緒で借金作ったか?
そこらあたりでしょうが、、、
おいしいね
もっとも税金の滞納やその他にも調べなくちゃいけませんが 1軒に住み、1軒を貸して、、、
夢は膨らみましたが
ふと、、、
90万Pがない私に 120万Pがあるはずがないことに
再び気づき、、、
「夢は枯野を駆け巡る」
再度、、、落ち込みました
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