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徳衛門

Author:徳衛門
ほんのひとり言

青い空と酒があれば
どこだって住めるさなどと
若者じゃあるまいし

しかし年は気にせず
姿かたちも忘れてしまい

世間様に恥と顰蹙を
撒き散らしながらも
生きてます

AquariumClock 2

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日本とフィリピン 往復おやじのひとりごと
フィリピンには愛しき妻子? 日本には世話のやける爺婆? こちらを立てればあちらが立たず? どちらに行っても肩身がせまい・・・ ハズですが・・・ 大きな顔してエンジョイしてます
不思議なこと

9月17日 水曜日

昨日も暑かったですが、今日も暑くなりそうです

庭は雑草だらけ、実がつきすぐにも草取りしないといけないのですが
この暑さだと、、、

今度の日曜日から25℃~21℃あたり、、、

実が落ちるの、、、ちょっと待ってくださいね

そんな毎日です


母は先週月曜日から入院して点滴生活
土曜日、いつものように4時ごろ行くと

「今日、ようこちゃんが来て嬉しかった
 ケイさんも就職が決まって良かった」

もう7~8年、姉の旦那どころか、娘の名前も忘れて
その名前が出てくることはなかったのです

嬉しいやら、、、

あんた、、、急に頭が良くなったね
ろうそくの最後の輝きみたいに今晩コロッと逝くっちゃなかろうね、、、と

薄気味悪いやら、、、


翌日、同じ時間に行くと

「頭も痛い、胸も痛い、おなかも痛い、手も足も痛い
 助けて徳ちゃん」

「徳ちゃん、助けちゃんしゃい!痛くてたまらん」

「徳さん、わたしを助けてやらんね」

2時間半ぐらいの間で50回ぐらいそれを口にするのです

私に出来ることといえば
胸、おなか、手足をさすってやるくらい

参りましたね

先生がいれば相談も出来るのですが
あいにくの3連休の中日

どうすることもできません

自転車での帰り道
もう暗くなっていましたが、私の気持ちも暗くなって

家に帰ってきてからも、いつ電話がかかってくるかと
ヒヤヒヤでした

うちのおばばもこれまでか、、、


翌日の月曜日、かなり遠回りになりますが川端商店街に
「チ~ン」の真鍮製の鐘と分骨用の小さな骨壷を買いに、、、

今日は早めに病院に行こうと早く家に出たので
病院には2時に到着

本当のこと言って、、、病室に入るのが怖かったのです

しかし意外と、、、顔色も落ち着いているし

「やあ、今日は痛くないね?」

「お蔭様で治りました」

「おっ どこも痛くない?」

「どこも痛くありません、すっかり良くなってありがとうございました」

、、、とこれまた不自然、、、


しばらくして突然に

「おとうさんは目が悪くなってたいへんやろうね」

「あんたは良く見えると?」

「あたしは何でもはっきり見えるし小さな音でも聞こえます」

ん、、、、

だいぶ前から目が遠くなり、かなり耳も遠くなって
人の言うことは聞き取れないハズですが

だいたい、、、

おとうさんなんてもうこの5年以上名前が出たこともないし
去年桜見のついでに、父の住居型老人ホ~ムに行っても

「もう帰ろう」ばかり

帰り道、車椅子を押しながら

「あんたの旦那さんやろうもん、もう少し話したら」

「あんな人は知らん」

年をとったら夫婦といってもこんなものかな、、、



それが突如、8年前か倒れる前の振り出しに戻ったように

まあ前日よりも気は軽いですが
なんとなく不安になります

帰るときも

「おかあさん、今日は疲れているし、もう帰るね」

「ああ、、、もう帰っていいよ。ありがとう」

いったいこれは何なんだ、、、

まあ「助けて」を連発されるよりはいいのですが
やはり薄気味悪さは残りますよね


昨日火曜日、昨日ですが
連休も明けて担当の副院長も出勤

もし母が痛がったら、安定剤でも鎮痛剤でもモルヒネでも
かまわず入れてください

それが元で死んでも不服は申し上げませんので、、、

夜間と休日は大学病院の医師が来るのですが
個々の患者のことは理解してませんし
あくまで緊急時のため、、、

かといって、看護師さんは勝手に薬を出せませんし

それを伝えなくちゃ、、、と心に決めて病院に向かったのですが

病室に入ると顔色も良く平常どおり、、というか
ずっと以前に戻ったように頭も回りますし、話すこともしっかりしています

「あんた、頭が良くなったね」

「わたしはバカだから」

話していて、、、


ふと、、、


頭に浮かんだことが、、、


もしかして、、、食物を取らず点滴のせい?


元々インド発祥なのか?ヨガとか仏教でもよくやりますが

「絶食」すると頭が冴えてきて五感も鋭くなる

3日間絶食すると1000個ほどの英単語でも1回で覚えてしまい
1週間すると誰もが天才になった自分に驚くそうです

母は歩けませんけど、常人だと走るのも飛ぶのも別人のように

ただ、それを続けると
あまりに鋭敏になりすぎて正気と狂気が交わりだし
途中で止めるのですが

食べると、あれだけ鋭敏になっていた頭も感覚も元に戻り
ごく普通の人になってしまうそうです

もしかして、、、これ?

急に頭が冴えて父や姉夫婦を思い出したり
急に感覚が冴えて痛がったり

栄養剤を注入せず
まあ食物を消化器に入れず点滴を入れだし5日目に頭が冴えだし
6日目に感覚が鋭くなって痛みを訴えて

7、8日目には「私は霊感が強いから」

確かに元気だったころの母は、霊感が強いというより強すぎるぐらいでした

しかし倒れてからこの20年、その霊感もなくなりましたが
その霊感が戻ってきて、何かが見えているのでしょう

父の耳はだいぶ前からですが
目が悪くなり、大変な姿が映し出されているのかもしれません

人間ってこわいですね


日曜日には「もはやこれまで」

葬式用の写真はまだできてないし
仏具屋がたくさんある昔ながらの川端商店街まで行って

こりゃ~大変、、、アセリまくりましたが

このまま、まだ生き続けるかも?

もしかしてこの冴えが終わるとプッツリと逝っちゃうかも


しかしたとえ亡くなったとしても
一時期、ほんの僅かな期間でも昔の母に戻った

これだけでもありがたいような気がします







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