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徳衛門

Author:徳衛門
ほんのひとり言

青い空と酒があれば
どこだって住めるさなどと
若者じゃあるまいし

しかし年は気にせず
姿かたちも忘れてしまい

世間様に恥と顰蹙を
撒き散らしながらも
生きてます

AquariumClock 2

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日本とフィリピン 往復おやじのひとりごと
フィリピンには愛しき妻子? 日本には世話のやける爺婆? こちらを立てればあちらが立たず? どちらに行っても肩身がせまい・・・ ハズですが・・・ 大きな顔してエンジョイしてます
不思議な生活


6月28日 日曜日

梅雨の合間の青空が広がる福岡です

私の糖尿病も症状が進み
合併症が出始めているということで毎日薬を飲んでいます

メトグルコ錠を朝晩2回
テネリア錠を昼1回

ついでに降圧剤のアラセブリルを朝1回

私の糖尿病歴も気づかなかったときも含め20年越しているだろうし

「腎臓から蛋白が出始めている」

検査デ~タだけではピンとこないものでも
目の写真を見せられ

「このブツブツが糖尿病の影響だし結果です」

百聞は一見にしかず、、、ちゅ~か
目は口ほどにものを言う、、、ちゅ~か

効果絶大ですね

運動をして体重を落とせば糖尿病は克服できる、、、なんて
思っていましたが

一発で降参、、、

素直になって「参りました」の心境です


もちろんタクシ~稼業で毎日の仕事が終わればクタクタ状態
本当は行き帰り、歩いていけば良いのですが
自転車乗って帰ってくるのが精一杯

運動どころではないですし

帰ってきて、まず
今日1日、無事故で過ごさせてもらったことに感謝

実際のところ誰に感謝しているのか?自分でよくわかっていませんが
手を合わせて、、、

我が家にはまだ仏様はいらっしゃらないし
神棚も父が持っていってしまっているし

何も無いのですが、、、

そこが日本人のよいところでしょうね

とりあえず、、、手を合わせておれば収まるというか、、、


それからワイシャツとズボンを手洗いして干して
シャワ~の後、ギョ~ザでも焼いてビ~ル
豆腐か刺身コンニャクや漬物で酒が焼酎かワインか

1時間もしないうちに座ったまま爆睡

早いときで10時
遅いときは12時ごろ気がついて

ベッドに行き、朝までまた爆睡、、、

ほんとうに1日が短いというか、、、なんというか

「くだらない人生」

その典型みたいなものですが、、、

意外と、、、本人は不満があるわけではなし
おもしろがっているところもあって、、、

人間って不思議なものですね

あれだけ何でもやりたがり
猟犬のようにいつも獲物を探し
見つけるやいなやすぐ齧り付きたがる

「おもしろくなくちゃ人生じゃない」と
寸暇を惜しむように生きてきた自分です

私の爺さんは40歳で死去
その名前の「徳」を1字貰っていますし

私の人生、、、しょせん「ショ~トホ~プ」
いつも生き急いでいたものが

今年の年末に還暦を迎えるためか?

プッツリ、、、と転換

ほんとうに還暦って、、、人生が半回転するのでしょうかね?

同じような意味で
回天とか、扇がくるりとひっくり返るとか、、、ありますね

しかし、、、不思議なほどに

住んでいる世の中が一瞬にして変わると同時に
ガツガツしていた自分が納まり
平然と、、、当然のことのように受け入れて
その中でひっそりと、、、生きているし

自分でも不思議な感覚です



昔から、、、

大悪人がある日を境に聖者になってしまった
そんな話をよく聞きましたけど、、、

私の場合はそんなたいそうものではないですが
この2ヶ月ほど半「解脱」みたいな状態で
今になって気がついたのですけど

今まで私って、、、欲の塊だったのだろうなと

食欲をはじめ
良い人だと思われたい
劣っている人間だと思われたくないとか

人間って、書き出せばきりがないほどの欲がありますよね

そのために話すときでも言葉を選んだり
必要以上に仕事をしたり
やさしいフリをしたり、気持ちを押し殺したり

常に神経を尖らせているというか
それが自分を前に押し出す力になったり
逆に自分を追い込んで、収めてしまう力になったり

そしてそれが「生きること」だと思っていた

しかしフィリピンに関わり
そうでもないこともあるんだな、、、と気がついて

まあそれがないからマヌケにも見えるし
しかし意外と居心地がよいし

10年以上が過ぎていくうちに
だんだんと私の感覚もこなれていったのでしょうね


そして今、、、

59歳の初老の男が家にひとりいて
仕事はタクシ~運転手

絵に画いたような「悲惨な人生」に見えますが

フィリピンでもなく、日本でもない
何にも無いけれどあまり不満も無い

そんな不思議な生活を送っています






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