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プロフィール |
Author:徳衛門
ほんのひとり言
青い空と酒があれば どこだって住めるさなどと 若者じゃあるまいし
しかし年は気にせず 姿かたちも忘れてしまい
世間様に恥と顰蹙を 撒き散らしながらも 生きてます
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日本とフィリピン 往復おやじのひとりごと フィリピンには愛しき妻子? 日本には世話のやける爺婆? こちらを立てればあちらが立たず? どちらに行っても肩身がせまい・・・ ハズですが・・・ 大きな顔してエンジョイしてます |
年末に、、、目を開かされたこと |
1月15日 日曜日
昨夜は雪が舞って どうなることか?と心配しましたが 夜勤ですから昼頃起きると快晴
洗濯してベランダに干して 買い物に行ってきました
福岡って1月だろうと2月だろうと 晴れれば寒くないですし
南国よりは厳しいですが 日本の中ではまだまだ甘いほうですね
また前置きが長くなってしまいました
大晦日の日、妹が我が家にやってきたのです
12月の初旬、父のところに行った際 私 「よしこは来たね?」
父「いやぜんぜん よしこはいったいどうしとっちゃろうか」
それで妹に「たまには父に顔を見せてやれ」とSMSを送っていると
31日に行きます 父を家に連れて帰るのは難しいかもしれませんが 一緒に自宅でご飯食べませんか?と
そうか~~ 私も疲れているし思い切って31日は休みにしよう
30日は早めに切り上げて帰って来たものの 31日は朝から洗濯、掃除、片付け
これがなかなか終わらず
「これは休みにならんバイ」
4時には父のところで落ち合う予定が遅れて5時
父に洋服をプレゼントしカップケ~キを食べさせて 6時の夕食時に退散
家に帰り 久しぶりに2人で酒を飲み話し始めました
そのとき妹がゴソゴソと取り出したものが
「山うにとうふ」
以前、人に聞いたか?読んだことはあったのですけど
なに、、、?? 五木の子守歌で有名な山奥で作られたものだが 豆腐のみそ漬けで、うにの味がするってか?
「そんなもの食わんバイ」
今、妹は年金ダイヤルで働いているのです そのなかに「社長」と呼ばれる長年雇われ社長をやっていた人がいて すべて引退したものの やることがないと退屈で退屈で、、、とアルバイト中
その人に 「今度兄と日本酒飲むのですがつまみに何を持っていったらいいですか?」
「蒸アワビの肝醤油和えがいいだろう」
「、、、?、、、」
「まずアワビを買ってきて殻から外して」
「それはチョット、、、ス~パ~で売っているようなものないですか?」
「それだったら豆腐のみそ漬けがいい、デパ~トの食品売り場に売っているし」
「高くないですか?」
「ぜんぜん、、、豆腐だから」
「だったらそれにします」
「あと新潟加島屋の小茄子の辛子漬もいいぞ」
お金のない妹のこと まあそれは次回にして、、、
そんなことで持ってきたのがこれ

にいちゃん、、、 おみやげに松浦漬と思ったんだけどけっこう高いしね かなりの食通の人のおすすめだし、安いし、、、 これ食べてみて
一口食べてみると これは、、、清酒に合う!
本能というか?ただの酒飲みのカンというか?
「ピン!」ときて 吟醸酒をグビリと
「これはサイコ~だね」
別パタ~ンで慌てて酒に燗をして
またひとくちグビリと、、、
ハッキリ言って、、、私の世界が変わりましたね
私の世界では日本人は鯛が好き この鯛をいかにおいしく食べようか
もちろん刺身、塩焼き、煮つけ、あといろいろ技はありますが その鯛の素材のみを味わう
刺身
何もないからこそ その味を極限まで引き出すうまい酒がいる
鯛を食するために酒があるし 酒を飲むために鯛がいる
これが原点ではないか?
そして、その相乗効果でここまで磨き上げてきたのではないか?
そう信じ込んできました
しかし世の中にはすごい人がいるものです
長年信じ込んできたものがたった一口でノックアウト
それをはるかに超えるものがあるんですよね
本当に参りました
平家の落人の里ですが 昔の高貴な人たちってすごい舌、素晴らしい味覚をもっていたのでしょう
この山奥の極貧の土地でも 良いものは良い、悪いものは悪い これを識別できる感覚を持ち続けられた
平家が落ち延びてきて800年ぐらいたっているのですけど、、、
そしてそれを情報として見聞きしていながら 先入観で排除していた私
いけませんね
まあしかし、、、
新年明ける前に教えられた
目を開かせてもらったと
ありがたい気持ちと 感謝で
今年を過ごすことにしましょう
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