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徳衛門

Author:徳衛門
ほんのひとり言

青い空と酒があれば
どこだって住めるさなどと
若者じゃあるまいし

しかし年は気にせず
姿かたちも忘れてしまい

世間様に恥と顰蹙を
撒き散らしながらも
生きてます

AquariumClock 2

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日本とフィリピン 往復おやじのひとりごと
フィリピンには愛しき妻子? 日本には世話のやける爺婆? こちらを立てればあちらが立たず? どちらに行っても肩身がせまい・・・ ハズですが・・・ 大きな顔してエンジョイしてます
さびしい知らせ、、、
雨の福岡です

世間では北朝鮮と黒田総裁の緩和策の話題でいっぱいですが
商売をしているわけでもなく、金もない私は

ただひっそりと、、、雨を眺めています


一昨日、カミさんに電話しました

前回、サマ~ル沖で地震があったときTEXTが繋がらず
SKYPEに1500円ロ~ドを入れて電話したのですが

それからもう半年経ったらしく、、、

母の栄養剤の通販頼んでメ~ルを開くと
SKYPEからあと1週間でロ~ドの残高が消滅します、、、と

今、1000円を失うのは片手をなくすくらいイタイですので
早速電話しました


カミさん普段はそうでもないのですが
電話になると、、、なぜかしら声が可愛いのです

息子もその血を引いているのか
電話だとムチャクチャ可愛い声になります

現物見ると、、、最近ガッカリすることばかりなんですが、、、

しかし、喜んでくれただけでもヨシですよね



しばらくしてカミさん、、、


「ビボットが亡くなった」と私に告げました

「エッ、、、ありゃま~~、、、」


ビボット、カミさんのまた従兄弟で
私の家の隣に住んでいてバランガイキャプテンしています

彼のカミさんはパナイ島出身ですが田舎が合わずマニラにいて

花の独身生活、、、

我が家にしてみれば
隣に180cm以上の大男が住んでますので
ちょうど天然のボディガ~ドというか守護神みたいなもので、、、

外部からの見知らぬ男がやってきても
我が家の前の道を通ることはありませんし

よろしくないような人間がバランガイに入ってきても
すぐ通報が入り

身元を確認するまで「とりあえず外に出るな」

何かと便利を蒙っていました


「あらま~~ガッカリね」


派手さはないですが黙々と、淡々とやっていくようなタイプで
私にしても好きな方の部類の男でしたが

近過ぎず、遠過ぎず、、、

家は隣でも程よい距離

それはお互いが守っていましたし

私にすればレイテに戻ったとき
148円のチョコレ~トを1枚やるくらいで

それでも顔をクシャクシャにして

「メイドインジャパンのチョコレ~トは本当に美味しい」と

まあ日頃1個2Pの菓子パンがスナックの人たちですから、、、

最初のバランガイキャプテンの選挙のとき僅差で負けてしまい
様子見に行ったところ一人でポツンと座ってました

すぐトバを1ガロン買って届けると

「What mean?」

「Drink it with your best friends]

「仲のよか友達とこれを飲みやい」

これを英単語で並べただけですが、、、、

彼は「Thank You」を繰り返してました


私がレイテに縁ができ

家の工事も終わり
フェンスもほとんど出来上がったときなんですが
敷地内の池を埋め立て、畑にすることにしました

それでダンプでフィ~リンマテリアル
大きな石だらけの砂なんですがこれを50台分

たぶんレイテ戦のとき、アメリカ海軍の艦砲射撃の穴ですから
けっこう大きいのです

ところが2軒先のカミさんの従姉妹の旦那

元、日本船に乗っていた船員あがりでしたが
その家族に知恵をつけ、道をせき止めたのです

その男、ボ~イというのですが
この男は私と同じ立場、地権者でもなんでもないのですが
まあ知恵が、、、そこら辺の連中より少し回りますし、、、

私の前の道はバランガイロ~ドではなく、ただの私有地ですし

まあ要はカネなんですけどね

「1台に付き50P払え」と

まあ仕方ないから払うことにしましたが
相手はピノイ、、、

掛け算が出来ませんから、、、請求を2倍、、、

ここでキレた私、、、

すぐさまそのボ~イの家に行き、話そうとしましたが
相手は家の中で何かゴチャゴチャ言うだけ
ドアを開けることなく、、、

表には出て来ませんでしたね

「よか、中止中止」

ダンプも半数分運んだところでキャンセル


数日たった夜

ビボットと我が家のベランダで飲んでいたとき
ボ~イの話になりました

そこで、、、

「おらぁ~じぇったいアイツを許さん」

これを英単語を並べて

「I must not allow him 」

そう言ったのです

ビボットは「うんうん」「わかる、わかる」とうなずいてましたが
しばらくして飲み終わり、帰っていきました


翌日、ロヘリオが我が家にやってきて

「どうせボ~イは働きもしない怠け者
 そのうち自滅するし、おまえはタッチするな」と、、、


それから1ヶ月、、、2ヵ月、、、3ヶ月、、、


そういえば、、、ボ~イの姿を見ないね
カミさんに尋ねると

「足が悪いらしく、家で寝たり起きたりしているそうよ」

「ふ~~ん 天罰が下ったんやろうね」


それから2年半ぐらいして
このボ~イ、借金で回らなくなり

自分のカミさんや娘にまで暴力を振るうように

彼のカミさんは娘を連れてマニラに逃げていく始末

そして私が日本に戻っている間
金もない一人暮らしで、とうとうヤケになったのでしょう

家に火をつけて、アブヨグの刑務所に

今、あれから4年経ってますがまだ収監中です


その事件があってしばらく経った頃ですが
ビボットを誘って我が家のベランダで飲んでいるとき

またボ~イの話になって、、、


「あいつそんなに足が悪くなっていたのか?」

「うんにゃ~
 俺が絶対、家の中から出るな! と言ったから」

「なんで?」

「おまえが『I must not allow him 』と言っただろう」


「はぁ~~」


「俺はこのままだとおまえがアイツを殺すだろうし
 そうなると、いろいろ難しいことになる
 それで、そうならないように家から出ずに
 絶対に徳と顔を合わせるなと言った、、、、」

「へ~~~っ、、、」



私は、、、

「おらぁ~じぇったいアイツを許さん」とは言ったけど

「アイツを殺す」とかまでは言うとらんぞ、、、


言葉って難しいものですね


私は日本語を英語に置き換えただけですが
その英語をピノイがまた自分たちの言葉に置き換えなおすと、、、

これまた、、、

トンデモナイ訳になってしまって、、、


しかし現地語を覚えようと、英語で話そうが
しょせん私にしてみれば

日本語を他の言葉に置き換えているだけですし、、、

「まいったな、、、」と思いつつも

今更、後戻りは出来ないし、、、


ビボットにしてみれば
すぐさま翌朝ボ~イの家に出かけて行き

彼なりに、、、

不幸な出来事を防ごうとしたのでしょうし

まあ、、、しゃ~ないですね

亡くなってみればもう言うこともないですし


ビボットといえばいろいろ思い出がありますが


クリスマスの数日前

やってきましたクリスマス前の最大の催し

今年最大規模の闘鶏大会

選りすぐりの7羽を持って意気揚々
颯爽と言う言葉がピッタリの装いで出かけて行きました

その後姿には、、、

クリスマスはもとより、年末年始までドンチャン騒ぎができる
その喜びが全身を包みこんでいます

しかし、、、

夕方ぐらいに帰ってくるはずのビボットが
昼過ぎにはボンヤリ、、、と座ってました

「どうした」

有り金、全部なくなったし
選りすぐりの7羽はもう今頃はレチョンマノックでクルクル回っているか
フライドチキンになって油に浮かんでいるだろう

明日ブタを売りに行かなくちゃいかん

借金の申し込みなどは絶対にしない男ですし

年末も押し迫った数日後
魚を浜で買って帰る途中でしたが

「おんり~ わんふぉ~」

普通1㎏買いなんですが、250G のみ、、、

しかし、笑って魚を高く掲げながら振ってましたね



近所の家にサマ~ルから姉妹やってきたとき、、、

姉妹と言っても30代ですが、ひとりがなかなかイイ女でした

毎日1週間ほどビボットは朝から晩までおみやげもって通ってましたが
やがてその姉妹はサマ~ルに帰ってしまい

「お~~ビボット Are you OK?」

声かけても

彼は頭を下げ左右に振るばかり、、、


しかし懲りないヤツで、、、

しばらくしてもう少し先の家にマニラから別の姉妹がやってきて、、、

「おまえにはちょっと若すぎるぞ」との忠告にも耳を貸さず

やはり毎日おみやげもって尋ねてましたが、、、

「お~~ビボット Are you OK?」

彼はただ、、、青空を見つめるばかり、、、



この2年ほどは顔色が悪く

「おまえ肝臓か腎臓が悪いんじゃないか?」

「キドニ~」と言ってましたが、、、

家の前を通っているのを見かけて

「お~いビボット 飲んでいくか」

そう声かけても
にこやかに笑いながら手を振って去っていってましたが


もう一度、一緒に飲みたかったですね



今度行ったとき彼のお墓に

大好きだった
3ヶ月物のトバを捧げてきます




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