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徳衛門

Author:徳衛門
ほんのひとり言

青い空と酒があれば
どこだって住めるさなどと
若者じゃあるまいし

しかし年は気にせず
姿かたちも忘れてしまい

世間様に恥と顰蹙を
撒き散らしながらも
生きてます

AquariumClock 2

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日本とフィリピン 往復おやじのひとりごと
フィリピンには愛しき妻子? 日本には世話のやける爺婆? こちらを立てればあちらが立たず? どちらに行っても肩身がせまい・・・ ハズですが・・・ 大きな顔してエンジョイしてます
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いちばん思い出す人
雨も止み、午後からは暑くなるそうですが
今はまだ2階に居れますので、もうひとつ書いておきます


先日、福田元首相が訪韓し

「いつまでも反日、反韓と言っていても仕方がない」

そんなことを言われたそうですが、、、

ここまでなったらなかなか難しいですよね

結局、大統領にも面会できず
何の意味もない訪韓だったらしいですけど、、、


私はハッキリ言って
あの国も、あの人たちも大キライです


ただ、、、

日頃、韓国人でも在日でも「チョン」などと書いてますので
今日はちょっと違うことを、、、


私が57年生きてきて、今まで出会った人たち

そのなかで1番「仏様」の印象というか
利害も何もなしで、これほど人が良いというのか
人に尽くす人って本当にいるんだな

そう思った人がいます


その人は名古屋市の瑞穂区に住んである方なんですが

職業は売れないカメラマン

もちろん写真だけでは食っていけないので
働いてお金を作り北海道に撮影旅行に来ていた人です

カメラマンですので私は「先生」と呼んでいました


私はというと、山に登ったり、温泉入ったり
バイクであちらこちら行ったり

そんなことばっかりやっていたのですが

それ以外のときは酒を飲んで、、、この調子で
飲むしか能のない人間ですから、、、


先生もまだ夜が明けきらないうちから出かけていき
車の中で、袋ラ~メン作って食べてるって言ってましたけど、、、
ブランドはもちろん「寿がきや」

「この味噌煮込みうどんが旨いんですよ
 こちらのラ~メンも捨てがたいですけどね」

「名古屋といえばキシメンが有名ですよね
 私は一度しか食べたことないですが」

「きしめん、、、、これに削り節をほわっとかけて
 これがまた旨いんですよ」



いつも日が暮れてから戻ってきて

その分、、、毎晩宴会

「先生、今日は良い写真取れましたか?」

恥ずかしそうな笑顔で

「いや~~ダメだった」

いつも柔らかな笑顔と柔らかな言葉遣いの人でした


ある日、利尻山に登りに行くことを伝えると

「ボクも稚内に行くから一緒に乗っていく?」

私としては「ラッキ~」の一言ですから
ガソリン代も払わずに乗っけてもらい

私が稚内港に戻ってくるまで待っていてくれて、、、

それからはよく撮影旅行に同乗させてもらいました

撮影中は厳しい表情でしたが
それ以外は「ホンワリ」と包まれたような日々でしたね


私たちが富良野に戻ってからしばらくしたころ
真白でとてもきれいな女の人が小さな男の子を連れてやってきました

私は、ただただ、、、見とれているだけでしたが、、、

ただ、、、この親子

その人が男の子を呼ぶとき

「れ~~~ん」

思わず、、、あの名作映画
「シェ~ン」の最後の場面を思い出しましたが、、、

そして、男の子が返事するとき

「メグ~~~」

親子の距離は20mも離れていなかったと思いますが
谷を挟んだ山頂から呼びかけあっているような、、、

なんとなく子供のころ読んだ絵本
「安寿と厨子王」の哀しい別れを思い出させる響きがありましたね


そのとき先生、私ににっこり微笑みながら

「まるで外国人みたいだね」


この女の人が後に
「フィリピ~ナを愛した男たち」を書かれた
久田恵さんだったのです



冬になると
私はスキ~のために札幌に部屋を借りたのですが
何度も尋ねてきてくれて、よく札幌でも飲みました

「ふ~~に会いたいですね」

そうすると先生、、、「じゃあ連れてこよう」

札幌と富良野、それも真冬の雪道を往復して、、、


そのころ先生を好きな女性がいて
その人は先生との結婚を望んでいたようです

「結婚すればいいじゃないですか先生」

「でもね~~」

相手は道庁の、その当時は退職されていましたが部長さんの娘さんらしく

「先生も好きなんでしょう?あの人」

「それはそうだけど、、、やっぱりねぇ」

「二人ともそんなに若くないですし
 それなりの暮らしを作っていけばいいじゃないですか」

「それはそうなんだけれどね」


そして、、、

子どものように恥ずかしそうな笑顔を見せながら

「徳さん、、、実はね。ぼく日本人じゃないんですよ」

「あ~~そうだったのですか
 私はてっきり先生って熊襲の子孫とばかり思ってました」

「も~~徳さんは、、、
 ぼく髪とヒゲはモジャモジャだけど
 徳さんのように体毛は濃くないんだから~~」

「そうだったですね。一緒にお風呂に入ったとき
 身体は風貌と違って白豚みたいでしたね」

「そうでしょう」

「先生のハダカ思い出したら焼酎のロック飲みたくなりました」

「どうぞどうぞ飲んでください
 ところで、、、徳さんの方が熊襲みたいじゃないですか?」

「私はまっぽし熊襲の直系でしょうね
 平取の二風谷アイヌ村に行ったら、父方の姿かたちの人たちがいっぱい
 まるで故郷に帰ったみたいな気持ちになりましたから」

「熊襲ってアイヌなんですか?」

「たぶんそうだと思いますよ
 九州にもアイヌ語の地名いっぱいありますし」


いつのまにか結婚の話から熊襲の話しになっていきましたが、、、


先生、、、、

私が思っているコリアンとは真反対の人でした

怒ることや声を荒立てることもなく
いつも笑みを浮かべて人を優しく包み込み

そして謙虚

今まで生きてきて、世話になった人
かわいがってくれた人

たくさんいらっしゃいましたが

ほとんどは会社の上司や取引先の方たち

ホンの僅か、数に入らないくらいですが
やはりかすかに利害もあったでしょう

しかしこの人くらいまったく利害もなく
ただ旅先で知り合っただけの私に、良くしてくれた人はありませんでした

あの笑顔を思い出すたびに懐かしさがこみ上げてきます


会いたいですね

しかし、今となっては名古屋は遠すぎますし


まあ私のことですから
もし会いに行ったとしても

「先生、もう還暦すぎたでしょう」と

これからの時期だったら赤いちゃんちゃんこの代わりに
ホ~ムセンタ~で買った赤いドテラをお土産に持っていくかもしれません

先生は

「も~~~徳さんは~~
 全然変わってないんだから~~」

赤いドテラ着た、むさくるしい男と
これまたスキンヘッドの私が連れ立って居酒屋に入っていくと

店員さんたちも「ギョッ!」とするかもしれませんが

それはそれ、、、また楽しい酒と楽しい時間を過ごせるでしょうね


もう一度だけでもいいから

一緒に飲みたいですね



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